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大地の記憶生命の軌跡27

連載27回目は「縄文遺跡」についてです。
三陸沿岸は全国と比べても縄文時代の貝塚や集落跡が多いことで知られています。特に南部の気仙地方での遺跡数は群を抜いており、国指定史跡も数多いです。
出土した遺物から当時の生活の様子が伺い知れますが、貝塚から出土した魚や動物の骨、貝を見ると、当時から海だけでなく山の恵みも受けていたことがわかります。また、動物の骨や角を加工してつくった「釣り針」や「モリ」などの漁具を見ると、現代のものと形状がほとんど変わりません。三陸での漁業のルーツを知る手がかりがここに眠っています。

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※2016年1月31日付
この記事・写真は岩手日報社の許諾を得て転載しております。