三陸大津波の歴史と伝承を学び、未来へ

三陸沖は太平洋プレートの沈み込みに伴う地震・津波災害の多発地帯であり、太古の地層にも大津波発生の記憶が残されています。三陸は津波災害と共生する知恵と教訓を伝えることができるフィールドです。

東北地方太平洋沖の日本海溝には、地球上最大の太平洋プレートが沈みこんでおり、現在も沈み込みを続けています。2011年の大地震もこの沈み込み帯で発生したもので、地震によって大きくすべった東北日本が乗るプレートの海面下の変動によって、極めて大きな津波が発生し甚大な被害が発生しました。

大津波の歴史と共生

大津波の歴史と共生

大津波の歴史と共生

三陸の津波災害の歴史

貞観地震 869年7月13日
慶長三陸地震 1611年12月2日
明治三陸地震 1896年6月15日 死者 21,920人
昭和三陸地震 1933年3月3日 死者行方不明者 3,064人
チリ地震津波 1960年5月24日 死者行方不明者 142人
東北地方太平洋沖地震 2011年3月11日
死者19,630人 行方不明者 2,569人  負傷者6,230人
(この自身津波による災害を東日本大震災といいます)

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