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24.琥珀(久慈層群)

古くから利用され愛されてきた

近年は恐竜化石の発見も相次ぐ

久慈市周辺は国内随一の琥珀産地です。琥珀は、太古の樹木の傷口から分泌された樹脂の化石で、まれに樹脂の分泌直後に取り込まれた虫や植物を含むものもあります。古くは少なくとも縄文時代に琥珀の採掘と利用、流通があったことがわかっており、江戸時代には南部藩の特産品として江戸や京都に輸出されていました。

久慈層群と琥珀

久慈層群と琥珀

琥珀を含む地層は白亜紀に川や浅い海で溜まった砂や泥などで、魚類や貝類などの化石も産出します。さらに近年になって恐竜化石の発見も相次いでおり、古生物学者からも注目を集めています。
2009(平成21)年5月には“久慈層群と琥珀”の名称で「日本の地質百選」にも認定された。

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