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36.北山崎(きたやまざき)

北山崎

標高差200mの大断崖が8kmに渡って続く北三陸きっての景勝地

北山崎は、公益財団法人日本交通公社の全国観光資源評価「海岸の部」で国内唯一、最高ランクの特A級に格付けされた日本を代表する景勝地です。
最高200m近くの標高差の大断崖が南北8kmにわたって続き、海面近くには波に侵食されてできた奇岩や海食洞があります。
北山崎を形造っているのは、主に約1億3,000万年前(中生代前期白亜紀)の、大規模な火山活動にともなう噴出物(溶岩や火山灰、火山礫などが堆積した火山砕屑岩など)です。北山崎の原型は、海底で波の侵食を受けて平らになった後、隆起によって海面から顔を出し、長い時間をかけて現在の標高にまで達しました。
北山崎を眺められる展望台の近くには、北山崎の四季や動植物、地形・地質などを紹介する「北山崎ビジターセンター」が整備されています。
地元の漁師が案内するサッパ船(小さな磯船)によるツアーもあり、海食洞や岩礁の間を縫って航行するコースでは、小さな船を巧みに操船する漁師の技術を間近で見る事ができます。

北山崎

北山崎

サッパ船ツアー

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