ひきつづきモニターツアーその2です。
本日は野外に飛び出して市内の地層を観察しに行きました。(*・∀・)ノ
最初の見学場所がここ。海岸にある古第三紀港層です。いかにも地層って感じですね。
9月にもかかわらず晴れてたいへん暑い日でした。
はい、この地層からは数多くの植物化石が見つかっています。地層の真ん中あたりにある層は久慈沖で噴火した火山の火山灰層があります。
よく見ると火山灰に埋もれた立木の化石を見ることができます。
ちなみにこの地層から採れる粘土から久慈の伝統工芸品「小久慈焼き」が作られていたそうです。
実際に粘土を触ってみましょう!!
(生徒さん)うわ~~ぷにぷにだ~~!!
地元では耐火粘土、または食用粘土と言われています。
……ちなみにこれって本当に食べたのかな??(・・?)
次に行ったのが久慈渓流の鏡岩です。
ジュラ紀付加体の安家石灰岩の層理面が垂直に傾いておりあたかも鏡のようになめらかに見えます。まじかでみると層理の一枚一枚がはっきりと分かりますね。
はい、みなさんここは石灰岩という岩石が地殻変動によってほぼ垂直に傾いてます。
これも水のはたらきによってできた地層の仲間ですよ~~!!
ちなみに石灰岩地帯に生息するイワギクという植物が久慈から岩泉にかけて見られます。
最後に訪れたのは久慈琥珀博物館です。
日本唯一の琥珀専門の博物館です。
久慈の琥珀は後期白亜紀の地層から
採掘されており最近は恐竜をはじめとしたさまざまな生物の化石が見つかることで注目されています。
恐竜クイズいきま~~す!!
(生徒さん)はーい!
昨年ここでみつかった翼竜(プテラノドンの様なやつ)は分類上恐竜ではありません!!
(生徒さん)え~~~そうなの(ノ*゚▽゚)ノ
次に琥珀採掘体験場の見学。
みなさんが立っている地層は約8500万年前の地層ですよ~!
(生徒さん)え~~~~!!
みなさんの足元から恐竜の化石が見つかっているんですよ~!
(生徒さん))うそ~~~!!((((((ノ゚⊿゚)ノ)
地層に含まれる琥珀探しをちょこっと体験。
たいへん暑い日でしたがみなさんがんばりましたね。(^^)
地元に眠る大地のドラマに触れてきましたが、今日勉強したことが大人になった時に人生の糧になってくれることを期待しています。
おまけ 久慈琥珀博物館の琥珀博士です。
博士、目が回りすぎですよ~!!(◎_◎;)