第2回「三陸ジオパーク認定ガイド」認定講座を開催
平成28年10月30日(日)、31日(月)の両日、第2回目の「三陸ジオパーク認定ガイド」認定講座を開催しました。
30日は北部会場(山田町豊間根[とよまね]支所、豊間根川上流)、31日は南部会場(陸前高田市竹駒地区コミュニティセンター、氷上山周辺)にて、認定をめざすガイドやジオパークに興味のある方など、合計30名に参加いただきました。お忙しいところありがとうございました。
今回は北部会場と南部会場で内容が異なり、北部では三陸北部の大地の成り立ちについて、南部では三陸南部の大地の成り立ちについての講義と現地見学会をそれぞれ実施しました。講師は、当方の学術専門委員でもある、東北大学名誉教授の永広昌之先生です。
三陸の北部と南部はそれぞれ別な場所でできて、長い時間をかけて移動してきた大地です。
それらがおよそ1.4億年前頃にひとつになったと考えられています。
講義で大地の歴史を学んだ後は、現地にでかけ、大地の歴史の証人を見学しました。
これまではただの岩石も、知識を得た後に見ると、長い歴史を刻んでいる貴重な宝物に変わります。
参加者の目がキラキラと輝き、講師の永広先生に次々と質問が寄せられる様子が印象的でした。
今年度はあと3回あります。
次回は北部が12月9日(金)、南部が10日(土)の開催です。
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