三陸海岸の日本ジオパーク認定を目指し、岩手県と沿岸市町村などがつくる「いわて三陸ジオパーク推進協議会」は6月12日、盛岡市内で学術専門部会を開き、認定申請書の骨子案を初めて明らかにした。 骨子案は三陸地域が地球の活動を学ぶ優れたフィールドになるとアピール。沿岸12市町村と住田町から80カ所のジオサイト候補地と12カ所の被災遺構を選び、学習テーマごとに26のモデルコースも作った。
今後は関係市町村とも協議し、11月に高知県室戸市である日本ジオパーク委員会事前相談会の提出、そして13年度内日本ジオパーク認定に向けて準備を進める。