2016年5月21日(土)、22日(日)に、幕張メッセ(千葉県)で開催された、日本ジオパーク委員会認定プレゼンテーションと、日本地球惑星科学連合大会2016のジオパークセッションに参加してきました。
21日には、ユネスコ世界ジオパークへの推薦を得るためのプレゼンテーションでは、霧島と桜島・錦江湾の2地域が、日本ジオパークへの加盟申請のプレゼンテーションでは、箱根(エリア拡大)、下北、筑波山地域、浅間山北麓、月山、鳥海山・飛島、萩の7地域が発表しました。
三陸も3年前の平成25年に参加、発表しましたが、会場内は緊張感に溢れた独特の雰囲気に包まれます。
年々、プレゼンテーションの内容や構成のレベルが上がってきているように感じました。この模様は、日本ジオパークネットワークの公式Youtubeページに後日アップされますので、ぜひ御覧になってください。他地域のジオパーク活動を知るのにも役立ちますよ。
翌日22日は、日本地球惑星科学連合大会2016のジオパークセッションです。高校生も発表する場がある学会で、ジオパークセッションも毎年この大会の中で開催されています。ちなみに、無料で一般公開されていますので、興味のある方は来年ぜひ幕張まで。
「ジオパークに行こう」と題したこのセッションでは、室戸ユネスコ世界ジオパーク、アポイユネスコ世界ジオパーク、ゆざわ、銚子、Mine秋吉台、伊豆半島の6地域の専門員やガイドが、各々のジオパークを紹介しました。
各地域、趣向を凝らして、ジオパークの魅力を伝えていました。その発表に対して出されるコメンテーターのコメントも勉強になるだけでなく、笑いも起きる、とても楽しいセッションでした。
この模様も、 後日公式Youtubeで見ることができます。
その後は、会場を移してポスターセッション。各地域の活動報告など、意見交換の場です。
今年は会場が大きくなりましたが、いつものことながら、活発な意見交換がなされ、熱気溢れる会場でした。
そして、この日を締めくくるのは、大交流会!
全国から集まる仲間は、年を追う毎に増えています。人のつながりでできていると言っても過言ではないジオパークは、各地域でのジオパーク活動を進めていく上で、ここでの交流、情報交換がとても重要なのです。事務局も大いに交流してきました。
三陸の皆さんにもこうした場に参加して、大いに交流していただきたいと考えております。次の大きな大会は、伊豆半島ジオパークで開催される全国大会です。10月10日~12日に沼津市でありますので、ぜひ参加してみてください!! (充)