第3回「三陸ジオパーク認定ガイド」認定講座を開催
平成28年12月9日(金)、10日(土)の両日、第3回目の「三陸ジオパーク認定ガイド」認定講座を開催しました。
9日は北部会場(久慈市役所)、1o日は南部会場(大船渡商工会議所)にて、認定をめざすガイドやジオパークに興味のある方など、合計60名を越える方々に参加いただきました。年末のお忙しいところ多くの方々のご参加、ありがとうございました。
今回の講座は3つ。
三陸の地形(海成段丘とリアス海岸)、ガイド中のリスクマネジメントなどの観光概論、自然公園法などの環境関連法、についての講義でした。
地形についての講師は、当方の学術専門委員でもある、元岩手県立博物館学芸部長の大石 雅之さんです。三陸の海岸線をつくる地形は、多くの方に感動させる絶景ですが、それがどのようにしてできたのか、形成のメカニズムなどについて、お話しいただきました。
観光概論の講師は、三陸鉄道株式会社の成ヶ澤 亨さんです。ガイド中のリスクマネジメントやガイド活動に関わる法令など、成ヶ澤さんの体験談など、具体的な実例を交えてお話しいただきました。
環境関連法の講師は、北部が八戸自然保護官事務所の知識 寛之自然保護官、南部が大船渡自然保護官事務所の松岡 法明自然保護官です。三陸ジオパークのエリアも、沿岸部は三陸復興国立公園のエリアと重なるため、国立公園内でのガイド活動も多くあります。自然公園法や国立公園、みちのく潮風トレイルの取組についてお話しいただきました。
今年度はあと2回あります。
次回は来年となり、北部が1月22日(日)、南部が23日(月)の開催です。
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