鉄のまち釜石のはじまり
現存する日本最古の洋式高炉跡で、幕末から明治にかけての日本の近代製鉄業を支え、国の発展に貢献した遺跡です。幕末から明治期にかけて日本の産業化の先駆けとなった重工業分野(製鉄・製鋼、造船、石炭産業)における産業遺産群「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、2015(平成27)年7月にユネスコ世界遺産に登録されました。
遺跡周辺は、鉄鉱石採掘場と運搬路、製鉄の要の高炉、水車を利用した送風装置であるフイゴ場など、製鉄の工程を復元できます。また、高炉操業に欠かせない木炭は、周辺地域の森林から製造され、高炉を構成する石組みも周辺の花崗岩を利用しており、この地の恵みを活用し製鉄が行われていたことがわかります。
このサイトの詳細情報サイト
- いわて観光ポータルサイト いわての旅(橋野高炉跡 / 鉄の歴史館)
- 世界遺産登録推進協議会事務局
(橋野高炉跡及び関連遺跡 – 九州・山口の近代化産業遺産群)