一般公開は年2回のみ
国内有数の長さを誇る鍾乳洞で、総延長は6,350mにもなります。洞内には「千畳敷」と呼ばれる大空洞をはじめ、4つの主洞(北洞、南洞、稲妻洞、風寒洞)と多くの支洞があります。普段は久慈市が管理し、一般には洞窟内に入ることはできませんが、2月の「氷筍(ひょうじゅん)観察会」と7月の「内間木洞祭り」の年2回だけ公開されています。氷筍は、冬場の洞内の天井から落ちる水滴が地面で凍りつき、筍(たけのこ)状に成長したもので、大きなものは2mを超えます。暗い洞内で照らし出される氷の造形は幻想的です。