生物の進化に迫る
瀬とは「浅い」「急な流れ」という意味です。八は多いという意味です。 八瀬川の東側は黒色粘板岩、石灰岩、砂岩、礫岩が堆積します。石灰岩や砂岩の中には、今から約2億6千万年前(古生代中期ペルム紀)に海中で生息していたサンゴ・腕足類・貝・アンモナイト・ウミユリ・フズリナ・三葉虫などの化石を豊富に含み、当時の環境、生物の進化を知る上で貴重な学術資料となっています。 古生代の最も代表的な三葉虫の化石が日本で最初に発見された場所の一つです。
上八瀬(南部北上帯の古生界)
生まれも育ちも気仙沼です。小さな時から自然に親しみ、釣りやキャンプ、バードウォッチング,ダイビング,シーカヤック,サップなどを楽しんできました。気仙沼のジオサイトの素晴らしさと共に自然の豊かさをご案内いたします。お出でいただき,気仙沼の魅力を実感してほしいと思います。
三陸海岸の地質・地形のみならず、動植物や地域の歴史や文化まで幅広く説明できるように努めます。気仙沼の魅力を共に楽しみながら歩いてみませんか。 八瀬には、日本でまだ2例しか発見されていない歯列が特徴なサメ(ヘリコプリオン)が発見されています。また、大島の休暇村近く(田中浜東側の露頭)には、中生代ジュラ紀のアンモナイト化石が産出されています。