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117.南部北上帯の古生界(上八瀬)(かみやっせ)

上八瀬(南部北上帯の古生界)

生物の進化に迫る

瀬とは「浅い」「急な流れ」という意味です。八は多いという意味です。
八瀬川の東側は黒色粘板岩、石灰岩、砂岩、礫岩が堆積します。石灰岩や砂岩の中には、今から約2億6千万年前(古生代中期ペルム紀)に海中で生息していたサンゴ・腕足類・貝・アンモナイト・ウミユリ・フズリナ・三葉虫などの化石を豊富に含み、当時の環境、生物の進化を知る上で貴重な学術資料となっています。
古生代の最も代表的な三葉虫の化石が日本で最初に発見された場所の一つです。

上八瀬(南部北上帯の古生界)

南部北上帯の古生界(上八瀬)