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46.安家洞(あっかどう)

安家洞

迷宮型鍾乳洞

龍泉洞・新洞、安家洞などの鍾乳洞は、約2億数千万年前(中生代三畳紀)の火山島の上に有孔虫やサンゴなどの生物の殻が堆積してできた石灰岩(安家層)が、大陸縁に付加した後隆起して地上に押し上げられ、長い時間をかけて雨水に侵食されて形成されたもの。安家層は岩泉エリアに広く分布しており、南斜面に石灰岩の断崖がそそり立つ宇霊羅山(うれいらさん)や鍾乳洞などで石灰岩特有の地形や景観を見ることができます。
安家洞は総延長が日本最長の23.7㎞であり、さらに未だに調査のなされていない箇所もあります。数多くある鍾乳石の種類のほとんどすべてを見ることができるまさに鍾乳石の博物館です。

安家洞

マップ