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4.大須賀海岸の鳴砂(なきすな)

鳴砂

「きゅっきゅっ」と鳴る砂

約2 kmの大須賀(白浜)の白い砂浜を踏みしめると、「きゅっきゅっ」という音が聞こえます。まるで砂が鳴いているようなので、「鳴砂(なきすな)」と呼ばれています。これは、石英粒が擦れる際の振動で音が出ると言われています。
大須賀の砂の中で光る鉱物は石英。白色で陶器のかけらのような鉱物は長石であります。大須賀海岸の砂は、この2種類の鉱物と細かく砕けた貝殻が多いため、全体的に白く見えます。

鳴砂

鳴砂

鳴砂は砂粒の表面が汚れると音が出なくなるので、地元住民が綺麗な砂浜を保つために清掃活動を続けており、白浜海水浴場は2006(平成18)年に環境省指定の「快水浴場100選」にも選ばれました。

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